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2019.09.19

U−11トレーニングマッチ

1人ずつが個性を発揮

MBCと江戸川区のロッソサッカークラブによるU−11のトレーニングマッチが行われ、MBCは3年生も参加し、レベルが上の相手との対戦に挑みました。

初戦は、ロッソSCの高いテクニックに翻弄され、必死にボールを追いかける苦しい展開に。後方でライヤとナオキがボールをキープして打開をはかろうとするが、中々良い形で前線にボールを入れることができない。

結局3戦目までは敗戦を繰り返してしまうが、トモヤのシュートやリトのポストプレーでチャンスを作り始めることには成功。中盤のルイのプレッシングは3年生ながら迫力のある好プレーの連続だった。

4戦目になり、とうとう初勝利!
立役者は強烈なシュートを再三打ちゴールも決めたトモヤとこの試合からDFに入ったユウヤだろう。ユウヤのスピードを活かした積極的なDFには観客からも声援がとぶほどだった。
この日GKも兼任していたコタロウの左サイドから中央にカットインしてのシュートは、入らなかったものの今後に可能性を感じさせるプレーだった。

最終戦も積極的な前線からのプレッシングが功を奏し勝利!
エースのリトにも待望のゴールが生まれ、これまでのハードワークが報われた形だ。
順番に両サイドに入った3年生のシュン、アキト、カジも本来とは異なるポジションにも関わらず、大いに貢献していた。
中でもシュンは1日を通し精力的に動き、チャンスを作り続けていた継続性が素晴らしかった。

これからに向けて

全試合で攻守における1対1の強さと常にボールを適当に蹴ることなくプレーし続けたライヤとナオキは、このチームのキープレーヤーであることを示してくれた。

結果も内容もまだまだなU−11チームだが、一人ずつが光り始めている今すべきことは、良いプレーを伸ばしていくことだろう。

例えミスになっても、「成功したら良いプレーだったか」もしそうなら今はできなくてもチャレンジして成功できるようにする。
ミスしないようにプレーする必要はない。

トモヤ、リトの攻撃力も見逃せないU−11は、初の主催大会を近く控えており、ここから要注目の世代となっていくだろう。