2月23日に茨城県にあるニューバランスアリーナでU-8チームがトレーニングマッチに出場。遠征ということもあり、選手たちも気合十分の様子だ。
試合は5人制と6人制を8分1本で交互に行う、トレーニングマッチならではの変則マッチとなっている。
初戦は相手の素早いパス回しに苦戦したが、マークの徹底と前線からのプレスでミナレットペースに持ち込むことに成功。以降は流れを渡さず、2時間のトレーニングマッチを全勝で終えた。
サイド攻撃やロングシュートなど目を見張るプレーの連続に、会場も盛り上がりを見せていた。
序盤の流れを引き寄せたのは、間違いなく2年生のルイのハイプレスだった。猛然と寄せる勢いに相手チームのパス回しに乱れが見え始める。
そうなるとエイトの技術にコタロウとハルキの両サイドからの仕掛け、カジの強力なロングシュートと多彩な攻撃が相手ゴールを襲う。
また、自らも果敢にゴールを狙いながらも、的確なポジショニングでチームを支えるシュンもなくてはならない存在であることを示していた。
個性あふれる2年生の中にあっても、光り輝く存在感を出していたのがソウとテツジの1年生コンビだ。
ソウは左サイドからのシュートに絶対の自信を持っているプレーヤーで、この日も得意な形からゴールを量産。
テツジは学年差を感じさせない運動能力とガッツで他を圧倒。少々抜かれても驚くべきスピードで追いついてしまうプレーは見るものを驚かせる。
ただし課題がないわけではない。ソウはポジションが変わることへの対応、テツジはゴールを決めきるキック技術の向上がレギュラー奪取への必要条件だ。
年少のコゴローがデビュー戦を飾った。途中出場でピッチに立ったコゴローは果敢にボールにチャレンジし続ける。年少ながら、4回のボールタッチに加え、1度は味方からパスを受けるシーンも見られた。ミナレットブルークラブの未来を担うにふさわしいデビュー戦だった。